
首都圏のターミナル駅を中心に商業施設「ルミネ」「ニュウマン」を展開する株式会社ルミネが、毎シーズン展開しているプロモーションビジュアル 。その2021年末から2022年の年明けにかけてのビジュアルにて、プランニングとクリエイティブディレクションを行ないました。
ルミネはこれまで、「自分らしくいること」の大切さをメッセージにしたビジュアルを多く発信。そんなルミネには、年末年始という伝統的でありきたりなイメージになりがちなシーズンに、新年へ向かう気持ちを「これまでにない切り口と形で表現したい」という強い願いがありました。
また、ひとりだと息苦しく感じるいまの時代。気が置けない仲間と一緒に次のステップへ進んだり、ともになにかをつくり上げたりすることが、不安ないまを生きるなかで背中を押すきっかけになるのではないかという思いもありました。
それを受けCINRAでは、これまでにない2人のクリエイターを組み合わせ、「新しい表現」と「仲間」をキーワードに、作品のイメージをともに膨らませていくことを提案。協力をお願いしたのは、作家・歌人の工藤玲音さんと、イラストレーターの山口洋佑さんです。
ビジュアルに合わせるメッセージは、心情や物語を短い音に込める「短歌」のかたちにすることで、インパクトを持たせつつ、ルミネが伝えたい思いをより深く、力強く表現しました。
短歌は、いわゆる「キャッチコピー」のように、端的でわかりやすいものではないので、制作工程では、思いの伝わる言葉選びを意識しています。工藤さんだけでなく、山口さんやルミネのみなさん、すべてのプロジェクトメンバーが一丸となってディスカッションを重ね、思いのつまった二首が完成しました。

イラストは、山口さんに短歌から受けたイメージを膨らませていただきながら制作。新年の伝統的で厳かなイメージにとらわれず、思わずかけ出したくなるような情景を表現すべく、こちらもディスカッションを重ね、着物の柄やモチーフの一つひとつまでこだわってつくり上げています。

さらに、山口さんによるNEWoMan新宿でのライブペインティングも実施。プロモーションビジュアルの続きの世界観を表現いただき、作品に込めたメッセージを、見た人により深く理解してもらうきっかけとなりました。

また、ルミネ・ニュウマン各館でのビジュアル展開、NEWoMan新宿でのアートウォール展示、ライブペンティングだけでなく、新聞広告やルミネの企業用年賀状の制作まで、一貫してCINRAでクリエイティブディレクションを担当しています。

2人のクリエイターと手を取り合い、短歌によるメッセージとインパクトのある鮮やかなイラストという、これまでにない目を引くデザインに仕上げることで、いままで店頭ビジュアルなどに目が向かなかった人たちにも、ルミネが届けたい思いを幅広く届けることができました。
ルミネのご担当者様には、「これまでにないアプローチで、より前向きで力強いビジュアルができた」と好評いただいています。
CLIENT:株式会社ルミネ
AGENCY:株式会社ジェイアール東日本企画
ACCOUNT PLANNER:郭晴芳
CREATIVE DIRECTOR:篠澤隆文
TANKA:工藤玲音*
ILLUSTRATOR:山口洋佑*
* 社外
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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