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技術の先にいる「人」を描く。BtoB技術の魅力を「人の物語」へ。DICの価値を高めるオウンドメディア刷新

15 September 2026

クライアント

 DIC株式会社、DICカラーデザイン株式会社

プロジェクト名

オウンドメディア「Vision Watch」リニューアル

実施期間

約3ヶ月

目的・課題

高度なBtoB技術や社員の想いを可視化し、未来の共創相手の獲得と社内アンバサダーの育成を図ること。

ターゲット

国内外の顧客、ビジネス層、学生、投資家、DICグループの従業員など

CINRAの役割

メディア戦略・編集方針策定、情報設計・UI/UXデザイン、コピーライティング、記事コンテンツの企画・取材・編集、多言語対応

主な成果

ライアントからの信頼と高い満足度を獲得し、BtoBブランディングおよびインナーブランディングの基盤を構築した。

案件概要:オウンドメディアコンテンツの充実化

DIC株式会社のオウンドメディア内コンテンツ「Vision Watch」のリニューアルおよびコンテンツ制作を支援。DICグループで働く人々の挑戦や価値観を起点に、技術・事業・社会とのつながりを伝えるストーリーへと再編集し、社内外のファンを育むインナー&アウターブランディングを実現しました。

背景・課題:グローバル化学メーカーが抱える技術・想いの可視化

印刷インキ、有機顔料や合成樹脂をはじめ、次世代インフラを支える高度な化学素材・先端技術を有するグローバル企業、DIC株式会社(以下、DIC)。同社はBtoBを中心としたビジネスを展開するなかで、高度な技術や素材、開発に携わる社員の想いが外部から見えにくいという課題を抱えていました。

従来から同社のコーポレートサイト内で展開されていたストーリーメディア「Vision Watch」ですが、世界各地で価値創造に挑む多様な人材や先進的な取り組みや、社員の挑戦や想いを効果的に発信しきれていないという課題がありました。さらに、未来の共創相手である潜在的なステークホルダーに向けて、同社の認知向上と理解促進を図るとともに、社員自らがブランドの語り手(社員アンバサダー)となるインナーブランディングの強化が求められていました。

コンセプト・方針:「見えないものを、見せる」――技術と人を物語でつなぐ編集戦略

て「見えないものを、見せる。」を設定。単に製品や技術の情報を発信するにとどまらず、その根底にある社員の情熱や試行錯誤のストーリーを「人の体温」に乗せて社会へ翻訳・可視化することを目指しました。また、ブランドコミュニケーションの基盤として、以下の「編集方針の3つの柱」を軸としたコンテンツ設計を行いました。

編集方針の3つの柱
1.人を描く
 製品・技術の裏側にある社員の想いや情熱を主軸にし、働く実像を立体的に伝える。

2.外とつなぐ
外部有識者や協業先との対話を通じ、DICの専門性を第三者視点で社会価値へと転換する。

3.世界を歩く
世界60以上の国と地域に展開するDICならではの、グローバルな現場の熱量を発信する。

施策・ポイント:UI/UXデザイン刷新と社員アンバサダーを育むコンテンツ制作の工夫

1. ターゲット行動に最適化した情報設計とカテゴリ再編
従来の記事一覧中心の構造を見直し、ブランドメッセージを強力に伝える3つのカテゴリ(「PEOPLE 人を知る」「FUTURE 未来をつくる」「TECHNOLOGY 技術をひもとく」)を新規で設定。情報検索性と視認性を高め、ユーザーが目的に応じて深く回遊できるUI/UXを設計しました。

2. ダイナミズムと没入感を生むボールドなデザイン刷新
「読みたい・出たい」と思わせる世界観を目指し、画面いっぱいに広がるビジュアルと強弱をつけた美しいタイポグラフィを採用。情報の読みやすさを向上させると同時に、従業員が自社の取り組みを誇らしく感じるデザインへとアップデートしました。

3. 第三者視点を活かした高品質なコンテンツ制作体制
CINRAの自社メディア運営のノウハウを活用し、専門性の高い外部ライターやプロカメラマンを起用したコンテンツ制作体制を構築。DICの長期経営計画「DIC Vision 2030」や専門知見を深く読み解いたうえで、読者に近い第三者の視点でDICの人や技術の魅力を伝えるインタビュー記事を月1本以上のペースで安定的に運用するPDCAサイクルを確立しました。

4. グローバル対応と社内を巻き込む運用アプローチ
多言語展開(英語翻訳)を見据えた制作プロセスを組み込むとともに、取材や制作過程に多様な部署の社員を巻き込む工夫を凝らしました。社員自らが自社の強みや想いを語る機会を創出することで、社内のエンゲージメント向上(インナーブランディング)に寄与しています。

成果・反響:クライアント満足度向上と「ワンチーム」の信頼構築でひらく今後のグロース

リニューアル後の「Vision Watch」は、既存の手法を踏襲するにとどまらない「新しい風」を吹き込んだ施策としてクライアントより高い満足度と評価を獲得しています。

加えて、定例会や取材の場などでクライアントと丁寧にコミュニケーションを図ることで、プロジェクトメンバー間での信頼関係が深まり、「ワンチーム」としての体制が構築されました。それらの事柄により、リニューアル後にクライアント担当者から「非常に満足している」とのお言葉をいただいています。

今後もコンテンツ制作を主体とした「Vision Watch」のグロースなどを通して、DICの取り組みの発信に尽力してまいります。

CREDIT

CLIENT:DIC株式会社 / DICカラーデザイン株式会社
ACCOUNT PLANNER:杉原由典 / 岡安愛 / 安達奏音
PROJECT MANAGER&DIRECTOR:大橋瑞穂 / 中関具大*
ART DIRECTOR&DESIGNER:二木大介
EDITOR-IN-CHIEF:瀧佐喜登 / 梅山景央*
CONTENTS PROJECT MANAGER:片桐広貴
EDITOR:杉本広 / 包國文朗 / 川谷恭平

*社外

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