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CINRA新卒1期生インタビュー前編。頼ること、やってみること。1年目に3人が身につけたもの

29 September 2026

2025年の4月にCINRA, Inc.(以下、CINRA)に入社した新卒1期生の5人。

新卒1期生の5人は、4人が総合職、1人がエンジニアとして入社しました。総合職の4人はジョブローテーションで昨年度と異なる職種に配属され、新たなチームでのチャレンジをはじめています。

今回の記事では、入社から1年が経過した5人に前後編でインタビュー。CINRAで働いてみて感じた率直な思いやギャップ、成長できたことを聞くとともに、これから入社する人に伝えたいメッセージを話してもらいました。

前編では、1年目にメディアプランナーを担当した齊藤さん、編集者を担当した家中さん、入社時からエンジニアとして働く関さんが登場。3人には、CINRAメディアに内側から関わったからこそ感じたリアルな感想や、新卒という立場からのチームへの貢献という切り口から、1年目の日々を振り返ってもらいました。

執筆・撮影:廣田一馬(CINRA, Inc.)、取材・編集:服部桃子(CINRA, Inc.)

1人で抱えず、頼ることを覚えた1年

エディターの齊藤大介さん。1年目はメディアプランナーとして、CINRA JOBを中心に企業の求人掲載の営業を担当。掲載を検討している企業への提案から、掲載中・掲載後のフォローまでをおこなう。2年目はCINRA編集部へ異動し、メディアのコンテンツ制作を担当。主に、記事の企画・取材・編集に携わる。

─CINRAで1年間メディアプランナーとして働いてみて、率直な感想を教えてください。

齊藤:いちばん感じたのは「こんなにいきなり任せてもらえるんだ!」ということです。

1年目はCINRA JOBで企業の求人掲載の営業を中心にやっていたのですが、すぐ案件を担当させてもらいましたし、今年CINRA編集部に入ってからは、自分で企画を提案し、濱口竜介監督を取材させてもらいました。

齊藤さんが取材・執筆を担当した、映画『急に具合が悪くなる』濱口竜介監督、黒崎煌代さんの記事
https://www.cinra.net/article/202606-soudain_sitdisk

─いきなり案件を任せてもらえる分、仕事の進め方に不安はなかったですか?

齊藤:同じ職種の先輩がトレーナーとしてついてくださっていたので、不安なく働けました。わからないことはすぐ聞ける環境で、最初の頃は、メールの文章もすべて添削してもらっていました。

─まわりに相談しやすい環境だったんですね。今年、CINRA編集部に異動してみての感想はいかがですか?

齊藤:もともと編集をやりたくてCINRAに入社したので、配属が決まったときは嬉しかったです。

実際に編集をやってみると難しい部分もあったのですが、1人で抱えこまないよう、いろんな先輩たちを頼って、学びきるような気持ちで仕事に臨みたいと思うようになりました。編集部の皆さんを含め、CINRAの人たちは本当に優しくて、なんでも聞いたらまったく嫌な顔をせず答えてくれるので。

─齊藤さんが感じている会社の雰囲気についても教えてください。

齊藤:穏やかで配慮のある方が多くて、人間関係でストレスを感じたことが一度もありません。静かな印象の方が多いものの、カルチャーや仕事の話になると、熱いものを感じるのは特徴かもしれません。

─この1年で、成長したと感じる部分を教えてください。

齊藤:社内外でのコミュニケーションが成長したと感じます。自分の性格もあるのですが、入社当初はとにかく丁寧で失礼のないコミュニケーションを意識していました。

でも営業をするなかで、ただ丁寧であるだけでは意味がなく、スピード感やこちらの熱量を伝えないと受注できないと気づき、「マイナスがないように」ではなく「プラスを積み上げる」というコミュニケーションができるようになってきたと思います。

─入社時の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを伝えたいですか?

齊藤:「自分がやりたいことの解像度を上げたほうが良い」と伝えたいです。

自分は地方から上京してきたこともあって、入社してすぐは日々の生活に慣れることに精一杯でした。自分が仕事を通してどんなことをやりたいのかまで考える余裕がなかったのですが、いま振り返ると、入社する前までにそこまで考えられていたら、より良かったと思います。

─最後に、これからCINRAに入社する人へのメッセージをお願いします。

齊藤:やる気があれば年次や経験に関係なくチャレンジできる環境がCINRAにはあります。

また、新卒採用をはじめたばかりでもあるので、これから入社する新卒社員は会社の新たな文化をつくっていくという、他社ではあまりできない経験ができると思います。メディアやクリエイティブの力で社会に何かを届けたい方と一緒に働けることを楽しみにしています。

また、自分もたくさんの打席に立ってさまざまなコンテンツ制作に関わっていきたいです!

自分の「なぜ」を、誰かの「なぜ」に変えていく

WEBディレクターの家中美思さん。1年目はCINRAメディアの編集として、記事の企画から取材、編集までを担当。Instagramのコンテンツ制作にも携わる。2年目はWEBディレクターとして、サイト全体の設計や進行管理を担当している。

─CINRAで1年間編集者として働いてみて、率直な感想を教えてください。

家中:好きなものや疑問、違和感など、自分起点で生まれた問いを社会に伝える楽しさと難しさを両方実感しました。

私はもともと社会に対して「こうだったらいいのに」「変わってほしい」と思うことが多くて、特に就活やジェンダーの問題に関して違和感を覚えてきました。

大学生までは自分の周囲の友人と話したり授業を受けたりイベントに参加したり、小さなコミュニティで考えて意見交換することがメインでしたが、CINRAに入社してからは自分の問いを「顔が見えない大勢への発信」というかたちで投げかけることを経験できました。

─実際に自分の問いを記事にするなかで気づいたことはありますか?

家中:CINRAの掲げる「カルチャー×ソーシャル」で伝えられる範囲の広さを感じると同時に、意見を対岸に届けることの難しさを実感しました。

そもそも取材対象が自分と似た考えを持っている人に偏ってしまい、自分の考えを補強してもらうような取材になることもあって。多くの人に読んでもらうこと──自分が持っている「なぜ?」を自分の外のコミュニティにいる多くの人が感じる「なぜ?」に広げる難しさを感じました。

─社風や全体的な雰囲気についてはどう感じていますか?

家中:「なぜこれをやるのか」を大切にする社風だと思います。

どのような方向性であれ、なぜやるのか、そのために最適な方法でアプローチできているかを重要視している印象です。職種によらず全員がストイックにそれを意識しているからこそクオリティの高いものがつくれるのだと感じています。

私自身もCINRAに入社してからは、「なぜ?」の言語化を大事にするようになりました。特に2年目から配属されたWEBディレクターはよりロジカルな言語化が必要で、エビデンスや数字が求められる印象です。編集とはまた違う頭を使う難しさがありますね。

─ここまで働いてきたなかで、成長できたと感じる部分はありますか?

家中:「まずはやってみる」という精神が以前よりついたように思います。

CINRAには、新しいことにまずはチャレンジしてみるという姿勢の人がたくさんいます。昨年度はCINRAメディアのInstagram運用にも関わりましたが、「とりあえずやってみよう」と企画がスタートしましたし、今年度からはYouTubeの企画もたくさん走っています。

私自身も記事をつくる前は「自分がこんなことを言っても響かないかもしれない」と不安に思うこともありました。でも、いろんな人や作品のおかげもあって記事が読まれる経験をし、顔が見えない人にも届くことを実感してきました。

すぐやる精神と高いクオリティの両立はまだまだ難しいですが、これからもっと成長していきたいと思っています。

家中さんが取材・執筆を担当した、『虎に翼』吉田恵里香さん、土居志央梨さんの記事
https://www.cinra.net/article/202603-toratsubayone_ienkmkt

─2年目を迎えて、どんなことにチャレンジしたいですか?

家中:WEBディレクターの仕事は本当に難しくて、3か月経ってもわからないことが多いので、まずは早く慣れたいと思っています。いろんなことがわかるようになってきたら、より楽しくなっていくんだろうなと思っているので、楽しめるようになりたいですね。

また、サイト制作の流れ全体を把握できる職種なので、「どのように伝えたら誰に届くのか」を去年とは別の観点から学んで、磨いていきたいと思っています。

─ありがとうございます。最後に、これからCINRAに入社する人へのメッセージをお願いします。

家中:自分がCINRAでやりたいことを、いまできる範囲でやってみると良いと思います。

私の同期には自分で何かをつくっている人がたくさんいて、そういう経験を入社前からできたら仕事でも引き出しが増えますし、やってみることで自分が向いていることもわかると思います。

未経験から1年。「自分にできること」でチームに貢献する

エンジニアの関貴彦さん。1・2年目ともにエンジニアとして、案件では主にフロントエンドの実装を担当。自社メディアサイトの実装や、社内案件ではバックエンドを手がけることも。コーディングのほか、見積もりの精査、サーバー・ドメインの管理、非エンジニアとの折衝も担う。

─関さん2年目以降もジョブローテーションをしないエンジニアとして入社することになりました。1年間エンジニアとして働いてみて、いかがでしたか?

関:JavaScriptなどを使ったプログラミングの経験はほとんどなく、大学で体験した際に少し苦手意識もあったので仕事にできるか不安でした。新しい言語を学ぶのは大変でしたが、先輩社員にサポートしてもらいつつ、2か月間の外部研修も受けさせていただいたので、勉強自体はスムーズにおこなえました。

1年働いて感じたこととして、CINRAは「いかに自分で意思を持って働くか」がキーになる会社であるということです。

入社当初はプログラミング歴が浅く知識もないので遠慮しがちでした。でも、歴が長い先輩社員でも領域外の知識まではカバーしきれないことに気づき、皆さんが調べきれていないところを積極的にキャッチアップすることでチームをサポートするようになりました。

─自分でもできる部分でチームに貢献したんですね。ほかに会社に対して感じたことはありますか?

関:「人の失敗を責めない」という当たり前ながら難しいことが、会社全体で共有されていることです。

誰かを責めるのではなく、次の成功につなげようとPDCAサイクルを回すことが徹底されていて、失敗を克服することができる場になっていると思っています。

─入社する前と後で感じたギャップはありましたか?

関:仕事と趣味を良い意味で切り分けず、プライベートで得たインプットを仕事に活かす人が多いことに驚きました。

アーティストと直接関わる編集者と違い、デザイナーやエンジニアは仕事と趣味に境目があるイメージだったのですが、例えばデザイナーが映画で見た表現をデザインに取り入れたり、エンジニアが好きなアーティストのサイトの面白い部分をサイト制作のヒントにしたり。自分の趣味の領域が仕事に活きている人が多いように感じます。

─関さん自身も趣味でWEBサイトをつくり、学んだことを実験していると聞きました。

関:大学時代まではすでに世の中にあるフォーマットを使ってサイトをつくっていましたが、いまは自分のバンドのサイトをゼロからつくっています。案件で使う技術を先に自分のサイトでリハーサルすることで、トラブルなども理解してから挑むことができています。

関さんのバンド「石蹴り遊び」のWEBサイト
https://rayuela.jp/

─関さんはエンジニアとして2年目となりますが、チャレンジしたいことはありますか?

関:チームへの貢献の点で言いますと、やはり自動化ですね。エンジニアもずっとプログラムを書いているわけではなく、データをまとめる仕事も意外と多いんです。そういったところを自動化することでチームがプログラミングに使える時間を増やし、貢献していきたいと思っています。

─最後に、これからCINRAに入社する人へのメッセージをお願いします。

関:仕事だけでなく、趣味や人柄の面でも素敵な方々がそろった会社です。新卒入社する企業としてこれ以上ない組織だと思っています。入社後は偉大な先輩方からぜひ学んでください! お待ちしています。

CINRA新卒1期生の5人

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