
森ビル株式会社が企画運営する、虎ノ門ヒルズのインキュベーションセンター「ARCH」。大企業の事業改革や、新規事業創出をミッションとする組織に特化して設立された世界で初めての施設で、多くの日本企業が参画しています。
ARCHが参画企業に向けて事業創出を支援するサービスの一環で、CINRA, Inc.がセミナー及びワークショップを開催いたしました。テーマは「組織風土改革のためのメディア活用ワークショップ」。
近年はリモートワークも増え、組織内のコミュニケーション不足が問題になっています。だからこそ組織の文化や風土をしっかりと醸成し、会社の方向性と社員一人ひとりの向かう方向を共有していくことが重要になります。
そこで大切になってくるのが、企業の「メディア力」。
ミッション、ビジョン、パーパスを社員と共有して、バリューやスタイルをベースに企業の文化や風土を醸成していくためには、社内報やコーポレートサイト、オウンドメディアなど、企業が発信する場を上手に活用することが求められています。
部署間の壁を超え、国内外の社員が共創したり、新規事業を推進する仲間を巻き込んだりするためには、自分たちの情報発信力を高め、メディア力を向上させなくてはならないと考える企業も増えてきています。
そこで、多くの企業のオウンドメディアを手がけ、インナーブランディング施策などを行なうCINRA, Inc.が、国内外の事例を交えながらパーパスの重要性と、それを社内外に浸透させるために大切な「ストーリーブランディング」についてお話しいたしました。

モデレーターは、企業のブランディングや、事業ミッションの策定などを行なうCINRA, Inc.プランナー宮崎慎也
参加者はARCHの参画企業で、いずれも新規事業でイノベーティブ創出に向けて日々奮闘する方々で、「インナーブランディングに悩んでいる」「オウンドメディアを検討している」「社内の組織風土を改革したい」などの課題を持つ6社が参加。今回は、企業内で2〜3名のチームを組んでいただきました。 冒頭では、「組織風土改革に必要なこと」について国内外の事例とともにその背景などを解説。そして、一つ目のワークショップへ。テーマは以下です。
「あなたの会社・組織のWHY・HOW・WHATはなんですか? 特にWHYを深堀りしましょう」
※WHYは「なぜこの会社・組織が存在するのか」、HOWは「どのように実現しているのか」、WHATは「何を具体的に実施しているか」

当日の資料より。共感を得るためには「WHY(パーパス)」が重要であることを提唱
会社としてのWHYを考えるチーム、いま行なっている新規事業のWHYを考えるチーム、それぞれが自分たちのWHYを導き出していきます。このワークショップによって、目指したい姿・会社や事業の存在意義がより明確になったり言語化できたりします。 また、それを同じチームメンバーにシェアすることによって、目線を揃えたり、ブレストしたりできるところがこのチーム制ワークショップの良いところ。

チームごとに着席。まずは個人で考え、その後チーム内で共有。最後に全体発表をすることで、どんどん視野が広っていきます
WHYの深掘りは「主題の整理」で、その次にWHYを「ストーリー化」させて浸透施策につなげる「ストーリーブランディング」が重要だと、CINRAは考えています。

当日の資料より。WHYの構築から浸透施策化するうえで重要になるのが「ストーリーブランディング」
ストーリーのあるコンテンツによって、WHYをかたちづくるパーパスやミッション、ビジョンを生きたものにし、商品・サービス・組織に対して「共感・愛着」を生み出すことできます。このブランディング手法について述べたところで、次のワークショップへ。テーマは以下です。
「あなたの会社・組織のWHYを支えるストーリーを3つ探してください」
WHYを支え、浸透させるためのストーリーにはどんなものがあるのか。参加者のみなさんは、新規サービスのきっかけ、創業者の物語、社内制度の背景などを当てはめていきました。

強固なパーパスを掲げても、それが自分たちの事業にどうつながっているのかがわからなければ宙に浮いてしまいます。そしてより多くの人にWHY(パーパス)への共感を得てもらうためには、それぞれのWHYを支える多くのストーリーがなければいけません。
それらを一気通貫で考え、チームメンバーと振り返ることによって、たとえばオウンドメディアのコンセプトや社内浸透に向けての施策などを考える際に、目指すべきもの・つくるべきものが明らかになっていくのです。そのような話しをしたところで、2時間のワークショップは幕を閉じました。
このようにCINRA, Inc.では、ストーリーブランディングを軸にして、パーパス・事業コンセプトの策定やオウンドメディアの立ち上げ、採用サイトの制作などを手がけてきました。興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後に、ワークショップを終えた参加者のみなさんの声を紹介します。
「自社のパーパスを自分ごとに落とす作業(深掘り)はなかなか難しかったですが、おもしろかったです」
「ストーリーで存在意義やミッションを支えることで、ただの暗記ではなく目指す方向感が自分に刻まれる(実感しやすい)と思った」
「あらためてWHYを深掘りすることで、自分たちが目指していること、目指したい姿を言語化し、チームで共有することができた」
「ストーリーという観点は個人的には抜けていたので、非常に勉強になりました」
「自分の頭のなかの整理、ほかのメンバーとの考えの擦り合わせができました」
Inspire people
to fill the world
with imagination.
人に変化を、世界に想像力を。
CINRAについて