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コンセントとCINRAがセミナーを開催。事例とクリエイティブ戦略を語り合う 

2 June 2026

マーケティングからクリエイティブ制作まで、幅広い場面でよく耳にする「ブランド」という言葉。実際の現場で、どのようにブランドを構築していけば良いかというのは、それにかかわる多くの人が悩むことではないでしょうか?

CINRA, Inc.(以下、CINRA)と株式会社コンセント(以下、コンセント)の共催セミナー『CINRA × CONCENT Design Dialogue』が、2026年4月17日(金)にオンラインで開催されました。

第1回となる今回のテーマは、「事例でひもとく ブランドの長期的クリエイティブ戦略」。コンセントとCINRAから、クリエイティブ戦略を主導する社員が1名ずつ登壇。長期的な視点でどのようにブランドをつくり、育てていくかを実例とともに紹介しました。

本記事では、その様子をレポートします。

取材・執筆・撮影:齊藤大介(CINRA, Inc.)

ブランドは人との関係性のなかで生まれる。CINRAのオウンドメディア制作事例

オウンドメディア制作などを通してクライアントの課題解決を行うCINRA。サービスデザインの視点と技術を生かして、企業や行政と伴走し活動を支えるコンセント。それぞれ強みの異なる2社が、これまで培ってきたブランドのクリエイティブ戦略を多くの方にお伝えしたいという想いから、今回のセミナーが開催されました。

(左から)コンセントの山﨑貴史さん、CINRAの山田日月、司会を務めたマルチプルの平藤篤さん

CINRAからは、受託制作の営業やプランニングを行うアカウントプランナーの山田日月が登壇。三井化学さまのオウンドメディア『MOLp』の事例をもとに、オウンドメディアを起点としたコーポレートブランディングについて発表しました。

三井化学さまのオウンドメディア『MOLp』

山田は、「企業と生活者の接点が多様化するなかで、ブランドコミュニケーションのあり方が変化している」と指摘。そのなかで、「オウンドメディアは単なる情報発信のチャネルではなく、企業と社会の継続的な関係性をつくる基盤になっている」と語りました。

CINRAがコンテンツ制作に携わる三井化学さまの『MOLp』では、化学や素材をテーマに多様なコンテンツを展開。クライアントさまとともにオウンドメディアで継続的な発信を行うことで、求職者の意向度アップや社内外のアワードの受賞にもつながっていると紹介しました。

最後に、こうした三井化学さまとの取り組みは、さまざまなステークホルダーとの関係のなかで生まれて育ってきたものであり、長期的な視点でブランドを育てていくことが重要であると語りました。

CINRAがストーリーから構築したオウンドメディア・コンテンツ制作についてはこちらからご覧いただけます
https://www.cinra.co.jp/summary/ownedmedia

デザインシステムが生み出すブランドの一貫性

コンセントからはWEBディレクター・プロジェクトマネージャーの山﨑貴史さんが登壇。東京科学大学さま(以下、Science Tokyo)のデザインシステム構築支援の事例を紹介しました。

『Science Tokyoデザインシステム』のWEBページ

山﨑さんは、「コンセントではデザインシステムを『良いデザインを一貫性を持って提供するための仕組み』と考えている」と説明。デザインシステムの活用パターンとして、アプリ等のプロダクト開発に活用される「プロダクトのデザインシステム」、個別ブランドを超えたサービス全体のデザインを定義する「サービスブランドのデザインシステム」、WEBサイトの構築から運用まで広く活用される「WEBサイトのデザインシステム」の3つがあることを紹介しました。

『Science Tokyoデザインシステム』ではブランドのデザインのみならず、WEBサイトの方針やアクセシビリティについてもまとめているとのこと。こうしたデザインシステムを整備することにより、名刺からWEBサイトまで、Science Tokyoブランドのクリエイティブに一貫性を持たせることができていると語りました。

さらに、このデザインシステムは一般にも公開されているのだとか。デザインシステムの知見を大学内にとどめるのではなく広く公開することによって、学内外のステークホルダーとともにブランドを育てていくことができると紹介しました。

ブランドをさまざまな人と一緒につくっていく。それぞれの視点から対話が生まれた共催セミナー

セミナーの後半では、ファシリテーターを務めたマルチプルの平藤篤さんも交えて、登壇者が対話。オウンドメディアのコンテンツの制作方法などが話題にあがりました。

CINRAの山田はコンセント山﨑さんの発表を受け、「デザインシステムはデザインにおけるインフラになっていると感じた」と発言。山﨑さんが「企業がブランド発信する時もデザインシステムとしてまとまっていると、コンテンツの横展開などがしやすい」と応じ、デザインやクリエイティブの基準をつくることの重要性についての議論がなされました。

そのほか、今後AIをどのように活用していくのかについての話題も。コンセプト設計部分から具体的なアウトプットまで、幅広いテーマの飛び交う対話の場となりました。

セミナー参加者からも、デザインシステムの制作期間や、オウンドメディアのコンテンツをつくる際に意識しているポイントなどの質問がなされました。

編集に強みを持つCINRAと、情報設計力やクリエイティブ制作に強みを持つコンセント。異なる視点からブランド構築支援を行う2社が対話することで、新たな気づきが生まれる時間となりました。

今後もCINRAでは、クリエイティブ戦略に関わるセミナーの開催を検討しておりますので、これからの活動にもご期待ください。

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with imagination.

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